桜を使ったスイーツ!美味しいだけじゃない栄養素からみるメリット

栄養教室

春になると桜が咲き誇り、目にするだけで気分が華やぎますよね。桜は眺めるだけでなく食材としても親しまれていて、桜餅や桜の和菓子は春の風物詩です。

今回はちょっと変わった角度から、桜スイーツに含まれる栄養素と、選ぶときの食品表示のポイントを、食品表示診断士のリーリーが紹介します。

桜に含まれる注目成分3つ

① ビタミンC

桜の花にはビタミンCが含まれています。免疫の働きや肌の健康を支える栄養素で、季節の変わり目の体調管理にもうれしい成分です。ただし、スイーツに使われる桜の量はわずかなので、「桜スイーツでビタミンC補給」というより、季節の彩りにプラスアルファの栄養があるくらいに考えるのがちょうどいいですよ。

② クマリン(桜の香りの正体)

桜餅のあの独特の香り、実はクマリンという成分です。面白いことに、生の桜の葉にはほとんど香りがなく、塩漬けにする過程で生まれる香りなんです。

クマリンには抗酸化作用などの研究報告がありますが、一方で大量に摂ると肝臓に負担をかけることも知られています。とはいえ、桜餅の葉を1〜2枚食べる程度ならまったく問題ありません。「毎日大量に」でなければ、安心して春の香りを楽しんでください。

③ ポリフェノール

桜にはポリフェノールも含まれ、強い抗酸化作用で細胞を酸化ストレスから守る働きが知られています。こちらも量はわずかですが、春らしい彩りと一緒に摂れるのは素敵なおまけです。

桜スイーツを選ぶときの食品表示ポイント

「桜の塩漬け」は塩分もセット

桜の花や葉は塩漬けで使われることが多いので、意外と塩分があります。減塩中の方は、栄養成分表示の「食塩相当量」をちらっと確認してみてください。

ピンク色の正体をチェック

市販の桜スイーツの中には、桜由来ではなく着色料で色づけしているものもあります。「赤3号」「赤106号」などの合成着色料が気になる方は、原材料名のスラッシュ(/)以降の添加物欄を確認してみましょう。本物の桜で色と香りを出している商品は、原材料名に「桜葉」「桜花」などの表記があります。

春の食事を楽しみながら、栄養も意識しよう

  • 桜の香り(クマリン)は塩漬けで生まれる。スイーツ程度の量なら安心して楽しんでOK
  • 桜の塩漬けは塩分もある。気になる人は食塩相当量を確認
  • ピンク色が桜由来か着色料かは、原材料名の/以降でチェック

桜スイーツを楽しみながら、食品表示もちらっと見る習慣をつけると、季節の食べ物がもっと豊かに味わえます。甘いものを選ぶときも「何が入っているか」を少し意識するだけで、食への理解がぐっと深まりますよ。

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