スーパーで買い物をしていると、パッケージの裏側にびっしりと書かれた「食品表示」
でも、毎日の忙しい買い物の中で、じっくり読む余裕はなかなかありませんよね
「正直、なんのためにあるのかよくわからない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は食品表示は、私たち消費者が安全・安心な食生活を送るための大切な情報源なんです
食品表示ってなに?
食品表示とは・・・
その食品が「何でできていて」「どんな栄養があるか」「アレルギーはないか」などを、わかりやすく伝えるものです
表示が義務づけられている項目には、例えば以下のようなものがあります
原材料名(使われている素材や添加物)
内容量
賞味期限/消費期限
保存方法
製造者や販売者の情報
栄養成分(エネルギー、たんぱく質、脂質など)
アレルギー表示(卵・乳成分・小麦など)
これらの情報を見れば、「この食品は私にとって安全?」とか「栄養バランスはどうか?」などがわかります
逆に、これらの表示をしっかり確認しないと…
「腐った食品を食べて食中毒になってしまった」
「入っていないと思っていたアレルゲンで体調を崩した」
「まだ食べられる食品なのに、捨ててしまった」
など、思わぬトラブルにつながることもあるんです
表示ってなんのためにある?
食品表示の目的は主に3つあります
① 安全性の確認
アレルギーを持っている人にとって、『原材料やアレルゲン表示は命に関わる重要情報』
誤って食べてしまうことがないように、表示はとても大切です
② 食生活の管理
最近は、健康を意識して食品を選ぶ人も増えてきています
栄養成分表示を見ることで
「糖質を控えたい」「塩分が気になる」「たんぱく質をしっかり摂りたい」など、自分の目的に合った食品選びができます
③ 消費者への正しい情報提供
私たちが『正しく選ぶ』ため、事実に基づいた情報を届けるのが食品表示の役割
「見た目に騙されない」「本当に自分に合うものを選ぶ」力がつきます
気をつけたいポイント
食品表示を見るときに気をつけたいポイントを2つ紹介します
1. アレルゲンは「実際に使われている原材料」だけとは限らない
実際に入っていなくても、製造工場で「◯◯を含む製品と共通の設備で製造」と書かれている場合があります
重度のアレルギーがある場合は、ここまで念入りにチェック!
2. カロリーや糖質は“少ないから安心”とは限らない
たとえば「低糖質」と表示されていても、人工甘味料を使用していることがあります
健康のためにカロリーや糖質の数字だけでなく、どんなもので味付けしているかチェック!
最後に⋯見るクセをつけることが大事!
まずは買い物中に「裏を見るクセ」をつけてみることから始めてみませんか
・アレルゲン表示だけ見る
・食塩相当量を確認してみる
・添加物が多そうな商品だけチェックする
このように、少しずつ“自分のための見るポイント”を決めておくと、自然と食品表示の見方が身につきます
まとめ

食品表示は、私たちの命と健康を守る情報源です
特に、子どもや高齢の家族を守る主婦の皆さんにとっては、食品選びの力を高めてくれる大切なツール
迷ったらパッケージの裏を見て、あなたの目で「安心」を確かめてみてくださいね
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