糖質とは何？甘さの違いから低GI食品・糖尿病対策までやさしく解説

今日は糖質についてお話するよ
リーリーは糖質ってどんなものか知ってる？

そう！
砂糖も糖質だよ！あとパンやごはん、うどんとかも糖質なんだ
他にも果物とかお芋とかも糖質がいっぱい入っているね

そうなんだ
ごはんとかうどんの糖質は『でんぷん』と呼ばれるものなんだ
でんぷんはブドウ糖がたくさん手をつないだ長い鎖みたいなもので、食べるとお腹の中で分解されてブドウ糖になるんだ

ブドウ糖の説明の前に
糖質には『単糖類』『少糖類』『多糖類』という3つ種類があるんだ
甘いブドウ糖は単糖類で、単糖類どうしがくっつくと少糖類になって、たくさんくっつくと多糖類になるんだ
でんぷんは多糖類なんだけど、単糖類どうしのくっつく数が多いと甘みを感じにくいみたい

糖質は三大栄養素の中の1つで体にとって大切なものなんだ

糖質のブドウ糖は脳を動かすのに必ず必要だし
体を動かすエネルギー源として、どんな栄養素よりも早くエネルギーを作ることができるんだよ
だからこそ1日の初めから脳を働かせるためにも、朝ごはんはしっかり食べないといけないんだよ

そうだよ
時間が無いからって朝ごはんを抜いたらだめだよ

いいや、そんなことはないよ
糖質を摂らないと肝臓に貯めておいた糖質を使うことになるんだよ
その肝臓の糖質っていうのは水分がくっついてる糖質なんだ
だから、その水分が減ってるだけで、体のお肉がなくなってるわけじゃないんだ

そうだよ
糖質が減ると脳に使うエネルギーがなくなってイライラしちゃうし、糖質を完全に無くすことはおすすめしないよ

少し話は変わるけど、リーリーは糖尿病っていう病気しってる？

そう！その通り！
糖尿病はね、血液の中のブドウ糖（血糖）が多すぎる状態が続いてしまう病気なんだよ

ブドウ糖が多すぎると血管が傷ついて、目が見えにくくなったり、ひどい時は見えなくなったりするし、腎臓がうまく働かなかったり、手足がしびれたりするんだよ

わかりやすく順番に説明するね！
糖尿病は血液の中のブドウ糖（血糖）が多すぎる状態って言ったよね
このブドウ糖の量を血糖値というんだ

うん！
さっき言った通り、ごはん(糖質)を食べるとお腹の中でブドウ糖に分解されるんだけど、ブドウ糖がたくさんありすぎると危険！
だから体の中で『インスリン』というホルモンが血糖値を下げてくれるんだ

そうだよね
体をお家に例えると
冷蔵庫とか洗濯機とかを動かすために電気が必要だよね？
ブドウ糖が電気だとするとインスリンはブレーカーとかスイッチの役割りだと考えて
お外に出かける時は電気のスイッチを切るイメージだよ

うん
糖尿病のリスクを抑えるにはインスリンを働かせ過ぎないことが重要だよ
糖質の食べ過ぎはダメってことはわかるよね

そうゆうこと！
食べる量も気をつけるべきだけど、血糖値を急に上げすぎないことがすごく大切なんだ

糖質は食べ物によっては、血糖値が急に上がらずになだらかに上がる食品があるんだ
その食品を【低GI食品】っていうんだよ
GIっていうのは『グリセミック(血糖値)・インデックス(目印とか数値）』
だから、低GI食品というのは血糖値が上がる数値が低い食品ってこと

そうそう！
低GI食品は、玄米やもち麦、そばとかがあるよ
だからたまには白米じゃなくて玄米にしたり、うどんじゃなくてそばにしたりしようね！
ほかにもたくさんの低GI食品があるからしっかり調べて食べよう
ちなみに、低GI食品はダイエットにも効果があるんだよ

うん！その通りだよ！
それじゃあリーリーが納得してくれたから、今日のまとめにいくよ

今日は糖質についてのお話
糖質は三大栄養素として体にとっても大切な栄養なんだ
脳を働かせるのも糖質だしね
でも糖質の食べ過ぎには要注意！糖尿病のリスクがあるからね

糖質は食べる量だけじゃなくて、低GI食品を食べることも重要！
血糖値を上げすぎないことで糖尿病予防とかダイエットにもつながるんだ
だから、食事は『適量』と『質』と『栄養』のバランスがとっても大切ってこと！