スーパーやコンビニで食品を選ぶとき、パッケージの裏にある【栄養成分表示】を何となく見ていませんか?
「カロリー」や「脂質」「糖質」といった言葉は目にしても、その意味やバランスまでしっかり理解して確認している人は少ないのではないでしょうか
実は、この栄養成分表示を正しく読み解くことで、健康的な食生活をサポートし、ダイエットや生活習慣病の予防にも役立てることができます
この記事では、栄養成分表示の基本的な見方から、生活習慣病に悩む方へのアドバイスやチェックすべきポイント、よくある勘違いや注意点までを徹底解説します!
【生活習慣病が気になる方は、知りたい内容を目次から選んでご覧ください】
賢く食品を選ぶためのヒントをお届けします
今日からできる買い物上手になるはずです、ぜひ最後までチェックしてください
栄養成分表示とは?
栄養成分表示とは、食品に含まれるエネルギー(カロリー)や栄養素の量を示したものです
日本では、ほとんどの加工食品に栄養成分表示が義務付けられています
表示される項目は、消費者が栄養バランスを考えて商品を選べるように工夫されています
基本的な項目はこの5つです
栄養成分表示:100g当たり
エネルギー:〇〇〇kcal
たんぱく質:〇〇g
脂質:〇〇g
炭水化物:〇〇g
食塩相当量:〇〇g
この表示値は目安です
これらは「義務表示項目」と呼ばれ、すべての加工食品に記載されている必要があります。さらに、食物繊維やビタミンなどが記載されている場合もあります
栄養成分表示の各栄養素の見方とチェックポイント!
食品の栄養成分表示を見る際に、まず注意していただきたいのが「表示されている基準量」です
例えば、栄養成分が「100g当たり」と書かれている場合でも、実際に食べる量が「1食分50g」だったりすることがあります。この場合、表示されている数値をそのまま鵜呑みにすると、実際の摂取量とは大きく異なってしまいます
注意すべきチェックポイント
- 基準となる量を確認: 「100g当たり」「1食分(◯g)」「1個当たり」など、記載されている量をしっかり確認しましょう
- 実際の摂取量から計算する: 食べる分量に合わせて、栄養成分を換算することが大切です。例えば、「栄養成分表示(100g当たり) エネルギー:200kcal⋯」と書かれてあっても、実際に食べる1食分の内容量が2分の1の50gだった場合、すべての栄養成分を2分の1をしないといけません。今回の場合100kcalとなります
このように表示値と摂取する値が違うことがあるので必ず確認しましょう
特にダイエット中や栄養管理が必要な場合、こうした換算ミスが積み重なると大きな差になりかねませんので正確に把握して、賢く栄養管理をしていきましょう
このように計算をして摂取量の栄養成分を正確に把握できましたが
「エネルギー:500kcal、たんぱく質:10g⋯」などと書かれていても、それが多いのか少ないのか。そこまで考えて栄養成分表示を確認する人は少ないのではないでしょうか
このように栄養成分表示の数字だけを見ても、どのくらいが適切な摂取量なのかを理解していなければ、正しい判断はできません
また栄養素の過剰摂取によって生活習慣病の原因に繋がることもあります
そこで、関連する生活習慣病の改善方法や各栄養素の基準値を参考にしながら、栄養成分のチェックポイントを分かりやすく解説していきます
肥満、糖尿病に悩む人へ

肥満や糖尿病を管理するためには、エネルギー摂取量を適切にコントロールすることが大切です
過剰なカロリー摂取は体重増加や血糖値のコントロールに悪影響を与えますが、適切な摂取量を守ることで、体重管理や血糖値の安定に繋がります
食事内容の見直しとともに、エネルギー摂取の調整を意識することが、健康的な生活への第一歩です
エネルギー(kcal)とは
エネルギーとは、私たちの体が日常生活を送るために必要な力の源です。食べ物から摂取する「カロリー」が、私たちの活動を支えるエネルギーになります
このカロリーは、食品中の三大栄養素【たんぱく質、脂質、炭水化物】が体内でどれだけエネルギーに変換されるかによって決まります
- たんぱく質:1gあたり約4kcal
- 脂質:1gあたり約9kcal
- 炭水化物:1gあたり約4kcal
これらの栄養素が、食品のエネルギー量として表されます
例えば、100gの食品において、炭水化物10g、たんぱく質5g、脂質2gが含まれていた場合、そのエネルギー量は次のように計算されます
- 炭水化物:10g × 4kcal = 40kcal
- たんぱく質:5g × 4kcal = 20kcal
- 脂質:2g × 9kcal = 18kcal
合計で、40kcal + 20kcal + 18kcal = 78kcal となります
これがその食品に含まれるエネルギー量です
【エネルギー】1日の摂取量の目安
私たちが1日に必要とするエネルギー量(カロリー)は、年齢、性別、活動量によって異なりますが、一般的な成人の目安として以下のような推奨値が示されています
成人男性:(18歳~64歳)の場合
男性:2600~2700kcal
成人女性:(18歳~64歳)の場合
女性:1950~2050kcal
年代別に表すと以下のような推奨値です (活動量が「ふつう」の場合)
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
18~29歳 | 2,650kcal | 2,000kcal |
30~49歳 | 2,700kcal | 2,050kcal |
50~64歳 | 2,600kcal | 1,950kcal |
65~74歳 | 2,400kcal | 1,850kcal |
75歳以上 | 2,100kcal | 1,650kcal |
【エネルギー】のチェックポイント!
上記に挙げたものは1日の摂取量なので1食当たりで表すと
成人男性:866〜900kcal 成人女性:650〜683kcal
このようになります。この数値を目安にして栄養成分表示を確認してみましょう
妊婦の場合は妊娠初期で1日+50kcal、中期で1日+250kcal、後期で1日+450kcalの付加量が必要です
授乳婦の場合は1日+350kcalの付加量が必要となります
ダイエット中のエネルギー摂取量は、通常の1日の必要カロリーから約10~20%減にすることが一般的な目安です
例えば、1日の目安が2,000kcalの人であれば、ダイエット中の摂取カロリーは1,600~1,800kcal程度にしましょう
ただし、極端にカロリーを制限しすぎると、必要な栄養素が不足し、体調を崩すリスクもあるため、カロリーだけでなく栄養バランスも考慮して食事を選ぶことが重要です
低カロリー食品の落とし穴
「低カロリー」「カロリーオフ」と書かれていても、添加物が多い場合もあるので、原材料や他の栄養項目もチェックしましょう
腎臓病に悩む人へ
腎臓病を管理するためには、たんぱく質や塩分の摂取量を適切にコントロールすることが大切です。
過剰なたんぱく質摂取は腎臓に負担をかけ、病状を悪化させる原因となることがありますが、適切な量を守ることで腎機能の維持に役立ちます。
また、塩分の摂りすぎは高血圧を招き、腎臓への負担を増やすため注意が必要です。
食事内容の見直しとともに、たんぱく質・塩分の摂取量を意識することが、腎臓の健康を守るための第一歩となります
たんぱく質とは

たんぱく質は、体を構成する重要な栄養素で、筋肉や臓器、皮膚、髪、爪などを作る材料です
さらに、酵素やホルモン、抗体の成分として働き、消化や免疫、代謝をサポートします
エネルギー源としても利用され、不足すると筋力低下や免疫力の低下を招くため、毎日の食事でバランスよく摂取することが大切です
【たんぱく質】1日の摂取量の目安
たんぱく質の摂取量は個人の体重や活動量によっても異なるため一般的な推奨値(目安)です
年齢(歳) | 男性 | 女性 |
---|---|---|
18~29 | 65g | 55g |
30~49 | 65g | 55g |
50~64 | 65g | 55g |
65~74 | 65g | 55g |
75以上 | 60g | 50g |
【たんぱく質】のチェックポイント!
たんぱく質の一食当たりの摂取量は
男性が約22g 女性が約18gです
★たんぱく質は、一度にたくさん摂っても吸収しきれずに排泄されてしまいます。そのため、1日3食に分けてバランスよく摂るのがおすすめです
★睡眠中はたんぱく質の摂取ができず、筋肉の修復やエネルギー代謝に必要なアミノ酸が不足しがちです。そのため、体は不足したアミノ酸を補うために筋肉を分解することがあります。特に、朝食でたんぱく質をしっかり摂らないと、筋肉の合成が進まず、疲れやすさや集中力の低下につながる可能性があります。そうならないように、朝食では意識的にたんぱく質を摂るようにしましょう
まず、手に取った食品の栄養成分表示が「何g当たり」の数値なのかをしっかり確認し、正確に計算しましょう
次に、1食あたりのたんぱく質を20g前後にすることを目安に、献立を考えましょう。食品ごとのたんぱく質量を計算しながら選ぶのがポイントです
動脈硬化・心疾患に悩む人へ
動脈硬化や心疾患を予防・管理するためには、脂質の摂取バランスを適切にコントロールすることが大切です
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の過剰摂取は、LDL(悪玉)コレステロールを増やし、血管の健康に悪影響を与えますが、適切な脂質の摂取を心がけることで、血流の改善や心血管リスクの低減につながります
食事の内容を見直し、良質な脂質を意識的に取り入れることが、健康な血管と心臓を守るための第一歩です
この記事では飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の見分け方をご紹介します
脂質とは

脂質とは、食品に含まれる脂肪の総量を示す成分のことです。脂質は三大栄養素の一つであり、エネルギー源として重要な役割を果たすほか、細胞膜の構成成分やホルモンの材料としても利用されます
また、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の吸収を助けたり、体温維持や臓器の保護などの役割があります
脂質には「飽和脂肪酸」「トランス脂肪酸」以外にも、「不飽和脂肪酸」「リン脂質」「ステロール類」などの種類があります。それぞれ異なる働きがあり、バランスよく摂取することが重要です
【脂質】1日の摂取量の目安
脂質摂取量の目標: 総エネルギー摂取量の20~30%です
具体的な摂取量の目安:
(身体活動レベルが普通の場合)
- 成人男性: 1日あたり約75g前後。
- 成人女性: 1日あたり約56g前後
脂質の質にも注意が必要です。以下が推奨されています:
- 飽和脂肪酸は総エネルギーの7%以下
成人男性(30-49歳): 1日あたり約15.7g以下
成人女性(30-49歳): 1日あたり約14.4g以下 - 不飽和脂肪酸 n-3系脂肪酸(例: 魚由来): 1日あたり1.6~2.2g
- 不飽和脂肪酸 n-6系脂肪酸(例: 植物油由来): 1日あたり7~11g
【脂質】のチェックポイント!
脂質には、健康に良いものとそうでないものがあります。しかし、栄養成分表示では通常「脂質」とだけ記載されており、どの種類の脂質が含まれているかは分かりません(一部の食品では「飽和脂肪酸」や「トランス脂肪酸」などが個別に表示されることもあります)
そのため、脂質の種類を知るには、一括表示の原材料名を確認することが大切です。 原材料欄をチェックすることで、どのような脂質が使われているのかを判断できます
健康に良い脂質
◎ 不飽和脂肪酸
・一価不飽和脂肪酸(オメガ9系)→『悪玉コレステロール(LDL)を減らす・心血管疾患のリスクを低下させる』(オレイン酸(オリーブオイル、アボカド、ナッツ類))
・多価不飽和脂肪酸(オメガ3系)→『炎症を抑える・血液をサラサラにする・脳機能向上や心血管系の健康を守る』(EPA・DHA(青魚)、α-リノレン酸(亜麻仁油、えごま油))
◯ リン脂質→『細胞膜の主成分で、神経伝達や脂質代謝を助ける』(レシチン(卵黄、大豆、魚卵))
◯ 植物ステロール→『コレステロールの吸収を妨げ、動脈硬化を防ぐ』(ナッツ類、植物油(オリーブオイル、大豆油)、全粒穀物)
摂りすぎ注意の脂質
△ 飽和脂肪酸『摂りすぎるとLDL(悪玉コレステロール)が増え、動脈硬化のリスクが高まる』(肉の脂身、バター、チーズ、生クリーム、パーム油、ココナッツオイル)
避けるべき脂質
✕ トランス脂肪酸『LDL(悪玉コレステロール)を増やし、HDL(善玉コレステロール)を減らす。心疾患リスクを大幅に上げる』(マーガリン、ショートニング、揚げ物(業務用フライドポテト、ドーナツ)、市販の焼き菓子やスナック菓子)
男性は1日約75g(1食約25g)、女性は1日約56g(1食約19g)を目安に、マーガリンやスナック菓子などは避けて、オリーブオイルや青魚などの良質な脂質を適量摂取することが大切です。 バランスの取れた脂質の摂取は、生活習慣病の予防につながり、健康的な食生活をサポートします
糖尿病に悩む人へ
糖尿病を管理するためには、糖質の摂取量と質を適切にコントロールすることが大切です
過剰な糖質摂取は血糖値を急激に上昇させ、インスリンの負担を増やしますが、適切な糖質の選び方や摂取量を守ることで、血糖値の安定や合併症の予防につながります
白米の摂取量を調整し、玄米や雑穀米を適度に取り入れると、血糖値の上昇が緩やかになります
また、野菜・海藻・きのこ類など食物繊維が豊富な食品を組み合わせることで、糖の吸収がゆっくりになり、血糖値の急上昇を防ぐことができます
健康的な食生活のために、主食や食材の選び方を工夫することが大切です
炭水化物とは

炭水化物は、糖質と食物繊維を含む栄養素の総称で、主にエネルギー源として重要な役割を果たします。
特に、脳や赤血球は炭水化物(ブドウ糖)を主なエネルギー源としています
【糖質】とは
糖質はエネルギー源となる栄養素で、主に「単糖類」「二糖類」「多糖類」に分けられます
消化・吸収されて血糖となり、体のエネルギーとして利用されます。過剰摂取は肥満や糖尿病のリスクを高めるため、適切な摂取が重要です
【食物繊維】とは
食物繊維は消化されずに腸を通過する栄養素で、主に「水溶性」と「不溶性」に分かれます
腸内環境を整え、便通を促進し、血糖値やコレステロールの低下にも寄与します
【炭水化物】1日の摂取量の目安
炭水化物の摂取目標量は総エネルギー摂取量の 50~65%です
【炭水化物】の摂取目標量
成人男性(一般的な活動量):300~390g (1食当たり100〜130g)
成人女性(一般的な活動量):250~325g (1食当たり83〜108g)
日本人の1日の【食物繊維】の推奨摂取量は、成人で男性が20g以上、女性が18g以上とされています
炭水化物は「糖質」と「食物繊維」に分けられるため、糖質の摂取目標量は次の式で求められます
糖質の摂取目標量 = 炭水化物の摂取目標量 - 食物繊維の推奨摂取量
この計算により、1日に適切な糖質の摂取量を把握できます
【糖質】の摂取目標量
成人男性(一般的な活動量):280~370g (1食当たり93〜123g)
成人女性(一般的な活動量):232~307g (1食当たり77〜102g)
【炭水化物】のチェックポイント!
栄養成分表示における【炭水化物】は、【糖質】と【食物繊維】を合わせた総量を指します。そのため、多くの食品では糖質や食物繊維の個別表示がなく、炭水化物の量だけではその内訳がわかりません
そこで、義務表示されている5つの栄養成分をもとに糖質の量を計算する方法をご紹介します。糖質の量がわかれば、「炭水化物 - 糖質 = 食物繊維」 という計算式で、食物繊維の量も導き出せます
【糖質】を栄養成分表示から導き出す方法
糖質(g)=((エネルギー(kcal))ー(たんぱく質(g)×4kcal)ー(脂質(g)×9kcal))÷4kcal
この計算式に数値を当てはめることで糖質量を求められます。ただし、炭水化物や食物繊維はそれぞれ異なる測定方法で算出されるため、糖質と食物繊維の合計が炭水化物の量と一致しないことがあります
正確な数値ではありませんが、糖質の目安を知るために、この計算式を覚えておくと便利です
【糖質】を栄養成分表示から導き出す方法 実践編
100g当たり
エネルギー:570kcal
たんぱく質:3.0g
脂質:40.0g
炭水化物:50.0g
食塩相当量:1.8g
この商品の【糖質】を計算してみると⋯
糖質(g)=((エネルギー(kcal))ー(たんぱく質(g)×4kcal)ー(脂質(g)×9kcal))÷4kcal
糖質(g)=((570kcal)ー(3.0g)×4kcal)ー(40.0g×9kcal))÷4kcal=49.5g
このようになります
【糖質】が49.5gなので【食物繊維】が0.5gということも分かります
この計算を活用することで、糖質の摂りすぎを防ぎ、食物繊維の不足を補うことができ、健康的な食事のサポートにつながります
高血圧に悩む人へ
高血圧を管理するためには、食塩相当量の摂取を適切にコントロールすることが大切です
過剰な塩分摂取は血圧を上昇させ、動脈硬化や心疾患のリスクを高めますが、適切な摂取量を守ることで、血圧の安定や心血管の健康維持につながります
食事内容の見直しとともに、塩分の摂取量を意識することが、健康的な生活への第一歩です
食塩相当量とは

食塩相当量とは、食品に含まれるナトリウムを食塩(塩化ナトリウム)の重さに換算したものです
食塩は、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)からできていて、塩化ナトリウム(NaCl)とも呼ばれます
ナトリウムは、体内の水分バランスを整え、神経や筋肉の働きを支える重要なミネラルとして役立ちます
【食塩相当量】1日の摂取量の目安
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」において
食塩相当量の1日あたりの摂取目標量は
成人男性:7.0g未満(1食当たり:2.3g)
成人女性:6.0g未満(1食当たり:2.0g)
と設定されています
これは、過剰な塩分摂取が高血圧や心血管疾患のリスクを高めることから、健康維持のために塩分の摂取を抑えることが推奨されているためです
なお、これらの数値は一般的な成人を対象としており、個人の健康状態や活動量によって適切な摂取量は異なる場合があります
【食塩相当量】のチェックポイント!
食塩相当量とは、商品に含まれる塩分の量を示したものです
1食あたりの塩分の目安は約2gですが、小さじ1杯分に相当するため、実際に見ると意外と多く感じるかもしれません
しかし、日本の食文化には味噌や醤油、梅干しなど塩分を多く含む食材が豊富にあり、知らず知らずのうちに摂取量が増えやすい傾向があります。味噌や醤油、梅干しなど塩分を多く含む食材がたくさんあります
例えば、味噌汁1杯には1.2〜2.0gの食塩が含まれています。1食の塩分摂取目標を2gとすると、ちょっと油断するとすぐに超えてしまうため、塩分を意識した食生活が大切です
食塩を気をつけるためには⋯
食塩量を抑える方法
調味料を工夫する
減塩醤油や味噌を選び、塩の代わりにレモンや酢、スパイスや出汁を活用すると、風味を保ちながら塩分を減らせます
塩分量を意識する
食品の栄養成分表示をチェックし、「食塩相当量」を確認する習慣をつけると、無意識のうちに摂りすぎるのを防げます
加工食品を減らす
カップ麺やレトルト食品、漬物、梅干しなどは塩分が多めです
できるだけ控えめにし、自炊を増やすのがおすすめです
まとめ
1食あたりの量を計算する
表示は「100gあたり」「1包装あたり」など異なる場合があるため、自分が食べる量に換算して確認することが大切です
低カロリーや低糖質食品の落とし穴
「糖質オフ」や「低カロリー」と書かれてあっても、脂質や添加物が多い場合もあります。他の項目や原材料もしっかりチェックしましょう
栄養成分表示を比較する
同じ種類の食品でも塩分やカロリーに違いがあるので、できるだけ低いものを選ぶ
「無添加」「減塩」「低糖」などの表示をチェック
「無添加」「減塩」「低糖」にはメリットがありますが、加工食品の中には味を補うために添加物が多く含まれることもあるので注意が必要です
栄養成分表示から分かるこだわり
必須の5項目(エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量)以外に食物繊維・ビタミン・ミネラルなどが記載されている場合、それはメーカーが健康や栄養バランスにこだわっている証拠
特に、意識して摂りたい成分が詳しく書かれている食品は、より健康志向で作られていると考えられます。食品を選ぶ際は、こうした追加情報にも注目してみましょう!
栄養成分表示は、食品選びの大切な指標です
特にカロリー・糖質・食塩相当量に注目し、バランスの良い食生活を意識しましょう
食品表示を上手に活用することで、無理なく健康的な食事管理ができます!
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