【チョコレート効果から学ぶ】チョコレートの選び方と健康効果!

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最近では、高カカオチョコレートの健康効果が注目されていますよね
日常的に取り入れる人も増えています
でも…

 
 

どうして高カカオチョコレートが健康にいいの?

「カカオ〇〇%」って書かれていれば、なんでも体にいいの?
どのチョコレートを選べばいいの?

低GIってなんだろう?

同じような疑問を持ったことがある方も、きっと少なくないはずです

この記事を読むことで以下のようなことがわかります

高カカオチョコの健康効果
食品表示から見るチョコレートの選び方
チョコレート効果と他のブラックチョコレートの食品表示を比較結果
低GIの意味

どうして高カカオチョコレートが健康にいいの?

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、体のサビ(酸化)を防ぐ抗酸化作用や、体の炎症をおさえる抗炎症作用があります
これが、血圧・コレステロール・脳の健康などに良い影響を与えます

高カカオチョコレートを食べるメリットを簡単にまとめると⋯

ただし、食べすぎはNG!お腹をこわす原因にもなるので注意しましょう

カカオポリフェノールは体内にとどめておくことができません
なので高カカオチョコレートは1日25g(板チョコ1/3枚)を目安に、朝昼晩など一日数回にわけて食べることで一層健康効果を発揮します!

「カカオ〇〇%」って書かれていれば、なんでも体にいいの?

最近は「カカオ70%以上」の高カカオチョコが健康志向の方に人気ですが
カカオポリフェノールには、上でも述べたように抗酸化作用があり、血圧や血糖値の安定、動脈硬化の予防などの効果が期待されています

でも、ちょっと注意が必要です

「カカオ〇〇%」という表示は・・・カカオマスカカオニブココアパウダーココアバターこれらをすべて合わせた総量のことをいいます

カカオポリフェノールが多く含まれているのは主にカカオマスやカカオニブ、ココアパウダーの部分で、ココアバターにはほとんど含まれていません

ですが、ココアバター(脂肪分)が多く含まれていても「カカオ〇〇%」と表示できるのでカカオ分(%)が高い=カカオポリフェノールが多いではないんです

なので、栄養成分表示などの近くに『カカオポリフェノール〇〇mg』と書いてあるチョコレートを選ぶことをおすすめします

どのチョコレートを選べばいいの?

チョコレートだけでなく食品を選ぶときは、【食品表示】を見ることで多くの情報が得られます

今回は『明治:チョコレート効果Cacao72%』と『明治:ブラックチョコレート』の食品表示を比較してみました

『表面パッケージ』からわかること

まずは、商品の顔『表面パッケージ』ここから読み取れることは⋯

チョコレート効果

美と健康を考えた高カカオポリフェノール
カカオポリフェノールが1枚(5g)当たり127mg
華やかな香りと上質な苦み
カカオ分72%
低GI

ブラックチョコレート

甘さすっきり カカオのコク

どちらもシンプルですがチョコレート効果は味より健康を意識したパッケージになっていますね

『裏面パッケージ』からわかること

それでは『裏面パッケージ』を見てみましょう

まずは、原材料名に注目

この原材料名は製品内の原材料が多い順に並んでいます
※残念ながら配合比率まではわかりません

チョコレート効果

カカオマス、砂糖、ココアパウダー、ココアバターの4種類と食品添加物2種類

ここから分かること

材料はシンプルで、カカオマスが一番はじめに書かれているのでカカオマスが一番多いことがわかります
商品名でもあるカカオ72%ということを踏まえたうえで、
カカオマスとココアパウダーとココアバターで製品の72%を占めている=砂糖が約27〜28%(添加物1%未満とした場合)だということが予想できます

ブラックチョコレート

砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバターの5種類と食品添加物2種類

ここから分かること

砂糖が一番多いことと、カカオマスやココアバターの油分とは別に植物油脂を加えることで舌触りを良くしていることがわかります

※カカオ分の表示はありませんが、明治の公式サイトによると35〜40%とのことです

●前提としてリーリーのたべものブログでは食品選びのコツとして原材料名の欄がシンプルなものを選ぶことをおすすめしています●

 

次に栄養成分表示を見てみましょう

栄養成分表示を見るときはどんな量に対して書かれているか確認することから
チョコレート効果は1枚当たり(5g)当たり
ブラックチョコレートは1枚当たり(50g)当たり
これだと10倍の重さの差があるので注意が必要です

チョコレート効果とブラックチョコレートを比較してわかること

カロリーはどちらも同じくらい
たんぱく質はチョコレート効果の方が豊富
脂質はどちらも同じくらい
チョコレート効果の方が糖質が低く、食物繊維が高い
チョコレート効果のカカオポリフェノールはブラックチョコレートの約2倍

おやつの摂取量は⋯1日に必要な総摂取カロリーの約10%程度=200kcal程度が目安です
ブラックチョコレート1枚だと少し食べ過ぎなので子どもやパートナーとシェアしましょう

食品表示を見てチョコレートを選ぶ基準

健康を意識してチョコレートを選ぶの基準は⋯

●カカオ分〇〇%という数字に騙されないようにしましょう
ココアバターにはカカオポリフェノールはほぼ入っていませんが、カカオ分には含まれます
(※カカオマス100g当たりカカオポリフェノール約5g(5%)ですが、チョコレートの原材料にココアバターが含まれているため残念ですが計算できません)

●カカオポリフェノールの記載があるか確認しましょう
おやつは200kcal程度に抑えたいのでカカオポリフェノールが多いものを選ぶのがいいです
チョコレート効果72%は5枚(25g)で140kcal、カカオポリフェノール635mg摂れるのでばっちり
ブラックチョコレートも1枚(50g)で288kcal、カカオポリフェノール639mg摂れるのでおやつとしては優秀だと思います。ですが糖質が多いので2日にわけて食べるとなおいいです

●カカオポリフェノールだけでなく、たんぱく質や糖質、食物繊維の量にも注目しましょう
 栄養成分には1日に摂取するべき量が決まっています
3食のご飯の栄養偏りを補えるようなおやつを選ぶことがベストです

低GIってなんだろう?

まずは血糖値について

私たちが食べ物を食べると、栄養素が消化・吸収されてますが、その一部はブドウ糖(血糖)として血液中に入ります
ブドウ糖(血糖)は重要なエネルギー源ですが、急に増えすぎると体に負担がかかります

体の中では、血糖値が急激に上がると、インスリンというホルモンがたくさん分泌されて血糖値を下げてくれます
ですが、インスリンが分泌し続けると肥満や糖尿病などのリスクが高まります

なので健康を維持するには血糖値を急激に上げないことが大切なんです!

続いてGI値について

GI値(グリセミック・インデックス)というのは血糖値が急上昇するかゆっくり穏やかに上がるか調べた値です
糖質の量=血糖値では無いんですね

吸収のされ方(=GI値)が健康を維持するために重要なので、高カカオチョコレートのような、糖質が少なめでGI値も低い食品を選ぶことで体にやさしい食べ方ができるというわけです

まとめ

チョコレートを選ぶときは「カカオ%」の数字だけでなく、
カカオポリフェノールの量、原材料のシンプルさ、低GI食品かどうかにも注目してみましょう
毎日のおやつも、ちょっとした工夫で体にやさしい習慣に変えられます

食品表示を味方につけて、自分や家族の健康を守るチョコレート選びをしていきましょう!

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