【栄養成分表示の基本の基本】主婦でもすぐわかる!カロリーと栄養素の見方ガイド

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「なんとなく体に良さそう」で食品を選んでいませんか?
でも裏の「栄養成分表示」をちゃんと見ると、健康を守るヒントが詰まっています

この記事では、毎日の買い物や食事選びがもっとラクになる、栄養成分表示の基本の読み方を解説します!

まずは覚えたい!栄養成分表示の5つの基本項目

栄養成分表示には、基本的に以下の5つが「義務表示」されています

① エネルギー(kcal)

カロリーとも呼ばれるエネルギー量です
人間が活動するための「燃料」で、食べすぎると太りやすくなります

【ただし、カロリー=悪ではありません!】
重要なのは、カロリーの中身(栄養素のバランス)です

1日の摂取量の目安

成人男性:2600~2700kcal

成人女性:1950~2050kcal

② たんぱく質

筋肉・皮膚・髪など、身体をつくる大事な栄養素
育ち盛りの子どもや、ダイエット・トレーニング中の人に特に重要です

カロリー源としては、1gあたり約4kcalです

1日の摂取量の目安

成人男性:65g (1食当たり 22g)

成人女性:55g (1食当たり 18g)

③ 脂質

『脂肪のこと』悪者にされがちですが、ホルモンの材料細胞膜の構成に欠かせません

ただし、摂りすぎると肥満や生活習慣病の原因にも
1gあたり約9kcalと、たんぱく質や炭水化物の2倍以上のカロリーがある点に注意!

1日の摂取量の目安

成人男性:約75g (1食当たり 25g)

成人女性:約56g (1食当たり 19g)

④ 炭水化物

糖質と食物繊維を合わせたもの。主に糖質がエネルギー源になります

1gあたり約4kcalで、活動や脳の働きに必要不可欠
ただし「糖質が多い=血糖値が急上昇しやすい」ので、質も大切です

1日の摂取量の目安

成人男性:300~390g (1食当たり 100〜130g)

成人女性:250~325g (1食当たり 83〜108g)

⑤ 食塩相当量

ナトリウムの量を「食塩の量」に換算した数値です
むくみ、高血圧、腎臓への負担など、気をつけたい栄養素No.1

1日あたりの目安は女性で6.5g未満が推奨されています

1日の摂取量の目安

成人男性:7.0g未満(1食当たり 2.3g)

成人女性:6.0g未満(1食当たり 2.0g)

ビタミン・ミネラルはどこ?

実は、ビタミンやミネラルは任意表示(義務ではない)なので、載っていないことが多いです

そのため、意識的に野菜・果物・海藻・ナッツ・大豆製品などを取り入れて補いましょう

ちなみに、栄養成分表示の「灰分」はミネラルの総量に近いですが、個別の栄養素まではわかりません

「100gあたり」と「1食分」の違いに注意!

表示の単位が「100gあたり」「1食(1個)あたり」のどちらかで異なることがあります

例えば「100gあたり10gの脂質」でも、実際に食べる量が50gなら脂質は5gです

購入前に、「表示単位」と「実際に食べる量」が一致しているかチェックを忘れずに!

まとめ|栄養成分表示で“なんとなく”から卒業しよう

食品の栄養は、見た目やキャッチコピーじゃわかりません
栄養成分表示をきちんと見ることで、健康的な選択ができます

ポイントは次の4つ!

カロリーだけで判断しない!
 中身(たんぱく質・脂質・炭水化物のバランス)が大事です

たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを確認する!
 偏りすぎた食品は、健康トラブルのもと!摂取量を目安に食べましょう

食塩相当量に注目。食塩の摂りすぎに注意
 健康リスクを引き起こす可能性があります。高血圧や心臓・腎臓に負担がかかる

表示単位(100g?1食分?)にも注目!
 見落としがちなポイントですが、健康管理に大きく関わります

家族の健康のために、毎日の“なんとなく選び”を卒業して、賢く食品を選ぶ目を育てましょう

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