チョコレートに詳しくなろう!食品表示クイズ チョコ編

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こんにちは、リーリーです
みなさん、スーパーやコンビニで買うチョコレートやお菓子の「食品表示」って、ちゃんと見たことありますか?

実はチョコレートだけでも名称が4種類もあるんです
「チョコレート」「準チョコレート」「チョコレート菓子」「準チョコレート菓子」
これらの法律や基準に基づいたルールあってそれに沿って書かれています

今日は、そんな表示の違いやチョコレートを詳しく楽しく学べる【3問のクイズ】をご用意しました♪

Q1. 「カカオ分」ってなに?

高カカオチョコレートなどに書かれている『カカオ分〇〇%』
この「カカオ分」は、具体的にどんな材料を指しているのでしょうか?
次の4つの選択肢の中から、正しいものを選んでみてください♪

A. カカオマス、カカオニブ の2種類
B. カカオマス、ココアバター、カカオニブ の3種類
C. カカオマス、ココアパウダー、カカオニブ の3種類
D. カカオマス、ココアバター、ココアパウダー、カカオニブ の4種類

 答えは下にスクロール

 

 

 

 

 

 

 

答えは 

  D です

カカオ分は⋯

カカオマス(カカオ豆をすりつぶしたペースト状のもの)
ココアバター(カカオ豆からとれる脂肪分)
ココアパウダー(カカオマスから脂肪を取り除いて粉状にしたもの)
カカオニブ(ローストしたカカオ豆を砕いたもの)

これらの材料全てを合わせたものです

Q2.  カカオポリフェノールについて

高カカオチョコレートなどには
【カカオポリフェノール〇〇mg】と表示されている場合があります

カカオ豆には健康効果が期待されるカカオポリフェノールやカカオプロテインが入っているんです
ですがカカオ分の4種類の材料の中には
カカオポリフェノールやカカオプロテインがほぼ入っていない材料があります
その材料は次のうちどれでしょうか (ヒントはQ1の答えの中)

A. カカオマス
B. ココアバター
C. ココアパウダー
D. カカオニブ

答えは下にスクロール

 

 

 

 

 

 

 

答えは 

  B です

『ココアバター』にカカオポリフェノールがほとんど含まれていないからといって、「ダメ」というわけではありません
『ココアバター』はカカオ豆の油分だけを取り出したもので、チョコレートの“なめらかさ”や“口どけ”のもと

カカオポリフェノールによる健康効果は望めないですが…

チョコレートで「植物油脂」を使っているものがありますが、本来のチョコレートは「ココアバター」が使われているのが基本です

つまり、「ココアバター=本格チョコのしるし」なんです

 

Q3.  「準チョコレート」ってなに?

チョコレートの食品表示の名称には『準チョコレート』や『チョコレート菓子』という表示があります

実はチョコレートの種類は4つあって
『チョコレート』『準チョコレート』『チョコレート菓子』『準チョコレート菓子』
それぞれルール・定義があります

次のうち、実際の食品表示の「分類」と合っているものを1つ選んでください

A. 【ブラックサンダー(有楽製菓)】=『チョコレート』
B. 【ガーナ(ロッテ) 】=『準チョコレート』
C. 【アポロ(明治)】=『チョコレート菓子』
D. 【たけのこの里(明治)】=『準チョコレート菓子』

 答えは下にスクロール

 

 

 

 

 

 

 

答えは 

  D です

正しい名称は以下のようになります

A.【ブラックサンダー(有楽製菓)】=『準チョコレート菓子
B.【ガーナ(ロッテ) 】=『チョコレート
C.【アポロ(明治)】=『準チョコレート
D.【たけのこの里(明治)】=『準チョコレート菓子

チョコレートの分類を簡単に説明すると⋯

チョコレート』⋯(ビターチョコ味の板チョコレートなど)
カカオ分が高く(35%以上=高コスト)製品全体がほぼチョコ生地(チョコ生地60%以上)

準チョコレート』⋯(ミルクチョコ味の板チョコレートなど)
カカオ分が低く(15%以上=低コスト)製品全体がほぼチョコ生地(チョコ生地60%以上)

チョコレート菓子』⋯(ビターチョコのピーナッツチョコなど)
カカオ分が高いチョコにナッツなどを組み合わせた加工品(チョコ生地60%未満)

準チョコレート菓子』⋯(ミルクチョコのピーナッツチョコなど)
カカオ分が低いチョコにナッツなどを組み合わせた加工品(チョコ生地60%未満)

名称を見るだけで大まかなカカオ分と製品内のチョコとナッツやビスケットの大まかな比率が分かるんですね!

ちなみに・・・

チョコレートの定義(ちょっと詳しく)

チョコレート
カカオ分35%以上、またはカカオ分21%以上かつカカオ分+乳固形分の合計が35%以上のチョコレート生地を全重量の60%以上使用したもの

準チョコレート
カカオ分15%以上、またはカカオ分7%以上かつ乳固形分12.5%以上の準チョコレート生地を全重量の60%以上使用したもの

チョコレート菓子
チョコレート生地が全重量の60%未満で、ナッツやビスケットなど他の食材と組み合わせたチョコレート加工品

準チョコレート菓子
準チョコレート生地が全重量の60%未満で、ナッツやビスケットなど他の食材と組み合わせたチョコレート加工品

まとめ

いかがでしたか?
普段何気なく手に取っているチョコレートにも、「名称」「カカオ分」「使用されている材料」によって明確なルールがあることがわかりましたね

今回のポイントをおさらいしましょう

  • カカオ分とは:カカオマス・ココアバター・ココアパウダー・カカオニブの合計
  • ココアバターにはカカオポリフェノールはほぼ含まれていないけれど、チョコレートの口どけを決める重要な素材!
  • チョコレートの名称は4種類:「チョコレート」「準チョコレート」「チョコレート菓子」「準チョコレート菓子」
     → カカオ分や製品全体のチョコレート生地の割合で決まる!

表示を見ることで、そのお菓子が高カカオ・高コストなのか、それともお手頃な加工品なのかも読み取れます
スーパーやコンビニでお菓子を手に取ったときは、ぜひ「食品表示」もチェックしてみてくださいね♪

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